《アクセル踏み間違え事故》

『踏み間違えによる事故』

残念ながら、様々な所で踏み間違えに
よる自動車事故の報道がされています。
本来、車は移動手段や、物を運ぶ
便利な機械ではありますが、操作を
一つ誤ると、大きな事故に繋がる事も
あります。

特に、最近では『アクセル』の
踏み間違えによる、事故の報道
絶えません。

日進月歩で、車は常に進化しており
最近では、自動で駐車場に入れてくれる
車両も設定されるなど、自動運転化も
いよいよ現実を帯びています。

しかしながら、殆どのクルマは依然
として、人間が運転しなくてはいけなく
ヒューマンエラーは完全に防ぐ事は
残念ながら出来ないのが現状です。

『何故、踏み間違えるのか??』

車が普及した当初のクルマの殆どは
マニュアルにてシフトを操作する
マニュアル車が殆どでした。

しかしながら、現在は殆どの車が
技術の進化により、誰でも簡単に
運転を楽しめる様に、マニュアル
操作が必要のない
オートマチック車が殆どです。

マニュアル車は、3つのペダルを
操って車を動かしますが、
オートマチック車は、2つの
ペダル操作が配置されています。

操作する時は、右足だけで
アクセル・ブレーキペダルを
交互に操作するのが、一般的です。

それぞれ、『踏み込む』という動作で
操作するペダルが並んでいるが故に
踏み間違える可能性が『年齢』に
問わず、どなたにもありえる
状態です。

『踏み間違えに年齢は関係ない』

2015年度の警視庁の調査によると
年代別の踏み間違えによる事故は
65歳以上の割合は34%に対して
16歳から29歳までは、27%
なっており、全ての年代で発生
しています。

中でも、16歳から24歳は18%
を占めており、免許を取得した
ばかりで、運転操作に慣れていない
事が予測でします。

しかしながら、踏み間違えによる
死亡事故の割合に目を移すと
約8割が65歳以上となって
います。

高齢の方が、踏み間違えによる
死亡事故に繋がり易い要因として
踏み間違えに気づくのが遅れて
しまう傾向にあり、『気づかず』に
ブレーキと間違えて、いつまでも
『踏み続け』状態となり、故に
死亡事故に至る事が多い事が
予測出来ます。

又、ここ最近の調査では、以前に
比べると、踏み間違えの事故は
減少傾向の兆しが有るようです。

何故なら、車の技術の進化により
最近では、車載カメラ機能等を
活用した、ブレーキをアシスト
する機能により、事故の防止にも
繋がっています。

《踏み間違え防止機能》

最近、発売された車の多くは
ブレーキアシスト機能が標準で
装着されている車も多いです。

又、一部のディーラーでは
後付けの装置で、踏み間違えを
抑制する機能も装着できます。

しかしながら、バンパーに
超音波センサーを後付して
埋め込んで制御する装置で
それなりに費用が掛かります。
車種も限られているのも
現状です。

《ペダルの見張り番》

オートバックスでは、
『ペダルの見張り番』を販売
取り付けを行っています。

適合車種は、多くのメーカー
車種に適合しており、現在は
約170車種に対応しています。

商品の特徴として、アクセルを
急激に踏みこんだ際に、自動的に
アクセル信号を制御する機能と
なっており、急発進を『防止』
します。

但し、アクセルの信号を制御
するのみとなり、
『クリープ現象』(ドライブに
入れて、アクセルを踏まなくても
車が動く状態)状態となります。

適合車種等、詳しい案内は
以下をご覧ください。

大事な、ご両親へのプレゼンも
喜ばれるかもしれませんね♪

《皆様が安心できる車社会へ》

私事ですが、筆者にも高齢の
父親がおり、数年前から車の
運転を控えて、先日、免許の
返納を致しました。

生憎、近所にスーパー等があり
健康がてら、歩いて買い物に
行くなど、車が無くても生活
できる環境にあります。

以前、父親が車の運転を
している頃、ニュースで踏み間違え
の事故の報道を観ると、常に
不安だった事を思い出されます。

自分自身も、常に安全運転を
心掛けておりますが、大事な家族も
何事もなく、運転して欲しいものです。

事故の被害者になるのも非常に
残念な事ではありますが、ハンドルを
握る以上、『加害者』になりえるのが
車の運転で、怖い所です。

車を運転する以上、常に『責任』を
もって運転しなくてはなりません。
少しでも、皆様が、安心して
車生活を楽しんで頂く事を
切に願います。