今年の冬は暖冬?寒冬?
気象庁の発表によると
8月に発生したラニーニャ現象が
冬まで継続する予報が出ています。
ラニーニャ現象とは
ペルー沖の海面水温が低くなる現象です。
ラニーニャ現象になると
西高東低の気圧図となり
日本付近に寒気が入り込みやすくなり
気温が低くなる可能性が高いそうです。
ここ数年暖冬が続いていましたので
今年はより一層寒さを感じる冬に
なるかもしれませんね。
おクルマの冬準備は
混雑する前の
早めの準備がおすすめです。
ところで
この標識はご存じですか??
これが・・・
チェーン規制時の標識となります。
【出典:国土交通省】
規制が発令された際には
規制区間に上記の標識が
設置されるようになります。
国土交通省は2018年の12月に
大雪特別警報や大雪に対する
緊急発表があった際、指定された区間
チェーンを装着していない車両は
通行できないという規制を
新設しました。
規制が発令された区間は
スタッドレスタイヤでの走行も
禁止されチェーンの装着が
必須となります。
降雪地域(特に規制区間地域)
に出かける際は
スタッドレスタイヤを装着の方も
チェーンの携行が大切なので
前もって準備をしておきましょう!
そしてなんと!!
この規制には罰則が設けられています。
その罰則内容は
6か月以下の懲役もしくは
30万円以下の罰金!!
非常に重い罰則となっています。
皆様お気をつけ下さい・・・
なぜこの様な規制が
作られたのでしょうか?
皆様の記憶にも
残っているかもしれませんが
2018年の大雪の際、高速道路の通行止め、
一般道路ではスタッドレスタイヤの
車でさえ走行できずに数日間も立ち往生。
交通機関が麻痺しました。
それが規制の背景になったのです。
当時は多くの車が雪道で
立ち往生しているニュースも多く
取り上げられていましたね!!
規制区間については
過去に立ち往生が発生した道路や
勾配の大きい峠道などを中心に
設定をされています。
北陸で対象となった一般道は
国道8号線、あわら市熊坂~あわら市笹岡
の4キロ
2020年10月現在、規制区間は、
一般道6区間、高速道7区間
計13区間になっています。
詳しい区間については
国土交通省のサイトを
ご確認頂けれと思います。
チェーンを選ぶポイント
色々とあるチェーンの中から
あなたに合ったチェーンって?
各タイプのメリットとデメリット
をご説明致します。
金属タイプ
●メリット
- 非金属タイプに比べ安価
- コンパクトで収納に便利
- 凍結路面に強い
●デメリット
- 非金属に比べて耐久性が弱い
- 振動や音が大きく乗り心地が良くない
- 脱着時など絡まりやすい
おすすめチェーン
☆㈱FEC
雪道楽シリーズ(DASH・NEO)
取付方法
雪道楽DASH
はしご型の金属チェーン。
登坂性能は高いですが
凍結路面での横滑りに弱い。
雪道楽NEO
亀甲型の金属チェーン。
はしご型に比べ横滑りにも強い。
非金属タイプ
●メリット
- 耐久性があり長距離の走行に適している
- ミニバンなどの重めの車に適している
- 耐久性があり乾燥路面にも比較的強い
- 振動や騒音が小さく乗り心地が良い
●デメリット
- 構成パーツが大きく収納が不便。
- 金属チェーンに比べて高価である。
おすすめチェーン
☆㈱カーメイト
バイアスロン クイックイージー
取付方法
バイアスロン クイックイージー
取付時の車両移動が無く、
3ロックタイプなので取付も
比較的簡単な非金属チェーン。
☆㈱コイズミ・イエティ・エンジニアリング
Yeti Snow net
取付方法《画像をクリック↓》
Yeti Snow net
救急車などの緊急車両にも対応。
制動力や静粛性など
非金属チェーン内でもトップクラス!
取付時に車両を動かす事が必要。
☆京華産業㈱
ネットギア ジアーレ
取付方法《画像をクリック↓》
ネットギア ジアーレ
取付時の車両移動が無い
2ロックタイプの非金属チェーン
3ロックタイプに比べ、
走行時の振動が多少大きい。
布製タイヤすべり止めタイプ
●メリット
- 取付が簡単である。
- 軽量で収納に便利
●デメリット
- 高速道路でのチェーン規制に
非対応の場合がある。 - 長距離での使用に向いていない。
おすすめチェーン
☆㈱FEC
Auto Sock
取付方法
Auto Sock
取付に車両の移動はありますが
取付は比較的簡単なチェーン。
制動力が弱いので
スタッドレスタイヤ装着者の方や
本当に応急用として考えている方の
チェーンとしておすすめ。
それぞれのチェーンには上記のような
メリットとデメリットがありますので
使う用途や予算などに合わせて
選んでみてください。
購入する際の注意点は
●タイヤのサイズを確認しましょう。
純正サイズが基準となっていますので
インチアップやタイヤサイズを
変更されている場合は
装着できない場合もあります。
●チェーンの適合を確認しましょう。
お車の適合があるので
必ず各メーカーの
適合表で適合確認が必要です。
また、適合車種でも
車高を低くしているなどで
装着が出来ない場合もあります。
●制限速度を守りましょう。
一般的に金属チェーンは30Km。
非金属チェーンは50Kmが
チェーンの制限速度となっています。
スピードの出しすぎは、スリップや
チェーンの切れる原因にもなります。
チェーンを装着した際は
安全運転を心がけましょう!!
●乾燥路面は使用を控える。
路面が凍結や雪が積もっていない
場合は早めの着脱を行いましょう。
乾燥路面での走行は
チェーンを痛める原因となります。
●購入後は必ず試着をしましょう。
実際につけられるのか?
必ず確認しておきましょう。
いざ雪が降って使おうと思ったら
着けられない!!
なんてことが無い様にしておきましょう。
※最後に※
チェーンには適合があり
どのチェーンが良いのか
解らないことも多いと思います。
そんな時は・・・・
是非当店のスタッフに確認頂き
あなたのお車・ご利用に合う
チェーンをお選び下さい。
そして
最近は異常気象も続いています。
冬の準備をしっかりと行って
楽しいカーライフを過ごしましょう!